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2017年に日本で公開された映画『ディパーテッド』。
主演は『タイタニック』や『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』などの作品で有名な、レオナルド・ディカプリオ、そして『ボーン』シリーズや『オーシャンズ11』で有名なマット・デイモンのダブル主演です!
今回は映画『ディパーテッド』について、あらすじや元ネタ、実際に視聴した感想についてご紹介していきます。
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映画『ディパーテッド』のあらすじや作品情報
ここでは『ディパーテッド』のあらすじや作品情報についてご紹介していきます。
ネタバレなしでご紹介していますので、これから視聴してみたい!という方も安心してお読み頂けます。
作品情報
『ディパーテッド』の作品情報は下記の通りです。
公開日 | 2007年1月20日 |
上映時間 | 150分 |
原作 | 香港映画『インファナル・アフェア』 |
監督 | マーティン・スコセッシ |
脚本 | ウィリアム・モナハン |
キャスト | レオナルド・ディカプリオ マット・デイモン ジャック・ニコルソン マーク・ウォールバーグ マーティン・シーン レイ・ウィンストン ヴェラ・ファーミガ アレック・ボールドウィン |
公式サイト | https://warnerbros.co.jp/home_entertainment/detail.php?title_id=2080/ |
マーティン・スコセッシ監督とのタッグは『ギャング・オブ・ニューヨーク』(02)から本作で3作品目。
余談ですが、スコセッシ監督とディカプリオのタッグのきっかけとなったのは、ロバート・デ・ニーロからの紹介だったそうですよ!
あらすじ
貧困と犯罪が渦巻くボストン南部で生まれ育った二人の男。
引用元:公式サイト
ビリー・コスティガン(レオナルド・ディカプリオ)は、犯罪者の一族に生まれ、自らの生い立ちと訣別するために警察官を志す。一方、ボストン南部一体を牛耳るマフィアのボス、コステロ(ジャック・ニコルソン)の手によって、幼い頃から腹心の弟子として育てられてきたコリン・サリバン(マット・デイモン)もまた、警察官を志す、、コステロの内通者となるために。
同じ警察学校を優秀な成績を収めた二人は、お互いの存在を知らぬまま、それぞれの道を歩き出す。
マフィアへの極秘潜入捜査を命じられたビリーは、自ら犯罪者へと実を落としてコステロのもとへ身を寄せ、少しでも疑われれば殺される、危険と背中合わせの日々を送る。一方コリンは、エリート警察官としてマフィア撲滅の最前線に立ちながら、警察の動きをコステロに逐一知らせ、捜査の手から逃し続ける。
やがて、マフィアと警察の双方で始まったスパイ探し。自分の正体を暴かれることなく、どちらが先に相手にたどり着けるのか。
『ディパーテッド』の元ネタは?日本版はどんな作品?
『ディパーテッド』の元ネタや日本版リメイク作品の情報についてご紹介しています。
3作品それぞれ違った雰囲気なので、比較しながら観るのもおすすめですよ。
『ディパーテッド』は香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク作品
『ディパーテッド』は、全部で3部から成る香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク作品です。
大筋は同じなのですが、登場人物の雰囲気や設定にやや違いがあります。
また、香港版で重要だった設定が『ディパーテッド』では無くなってしまっている……ということも。
口コミを見ていると「『インファナル・アフェア』と『ディパーテッド』は別物!」という声や「香港版を先に観ておけば良かった!」との声も見受けられました。
雰囲気や設定の違いが楽しめる方は、併せて視聴してみると良いかもしれません。
日本版は西島秀俊×香川照之の『ダブルフェイス』
『ディパーテッド』と同様『インファナル・アフェア』を日本版にリメイクした『ダブルフェイス』。
西島秀俊と香川照之のダブル主演で、TBSとWOWOWにて2012年に『ダブルフェイス 潜入捜査編』と『ダブルフェイス 偽装警察編』の2篇に分けて放送されました。
潜入捜査とスパイ活動という大筋の設定は変わっていないものの、『ディパーテッド』とはまた違った魅力のあるドラマです。結末も違ったシナリオとなっています。
日本版ということもあり、クライム映画特有硝煙立ちこめる……といった雰囲気もなく(そういったシーンが無いわけではありませんが)、比較的ライトな作品。
ライトと言うよりむしろ、綺麗に纏まっている感じがあります。クライム映画と言うよりもサスペンスと言う方が適切かもしれません。
クライム映画を観るのは初めてと言う方や軽く話の大筋を知りたいという方は、『ダブルフェイス』から視聴してみるのもおすすめです。
動画サイトを調べると『ダブルフェイス 』は、U-NEXTのトライアル期間での視聴が可能でした。どちらのサイトも『ディパーテッド』と『インファナル・アフェア』が併せて視聴できるので、気になる方はぜひ。
映画『ディパーテッド』を実際に視聴した感想
『ディパーテッド』を実際に視聴した感想をまとめました。『ディパーテッド』が気になっている方、休日に観る映画をお探しの方はぜひ参考にしてくださいね!
どんな人におすすめ?
『ディパーテッド』は、下記のような方におすすめの映画です。
- 綱渡りのような緊張感のある駆け引きでハラハラドキドキしたい方
- 濃厚なクライム映画が好きな方
- 騙し合いに次ぐ騙し合いを楽しみたい方
感想:ディカプリオと一緒にハラハラする感覚を楽しめる映画
ジャック・ニコルソン率いるマフィアに潜入捜査官として潜り込むディカプリオの演技だけでも見る価値のある映画です。
良心と責任感、恐怖に苛まれながらじわりじわりと精神が限界に近づいていく過程は、表情だけで鬼気迫るものがあります。目で語るとはこのことか!と思わせるほど、見事な演技です。
観ているとこちらが苦しくなるほどなので、視聴するのにも少し体力が要る作品と言えるかもしれません。
そして何と言ってもジャック・ニコルソンのつかみ所のない雰囲気が怖い!彼の前ではどんな発言や行動が地雷になるか分からないので、ディカプリオと一緒に私たちもハラハラするわけです。
いつ潜入捜査がバレて殺されてしまうのかという緊張感に、マット・デイモンのサイコパスっぷりが追い打ちを掛けます。自分の利益を追求するためには手段を選ばないので、ある意味こちらも予想ができない動きをするのです。
騙し合いに次ぐ騙し合いで、視聴者ですらもう誰を信用して良いのか分からなく感覚になる、とても見応えのある作品でした。
まとめ
綱渡りのような緊張感が面白い映画『ディパーテッド』。ハラハラドキドキする展開なので、登場人物と一緒に状況を整理したり、考えたりしながら観られる作品をお探しの方におすすめです。オリジナル版や日本版と見比べて、何度も楽しめる作品でもあるので、気になる方はぜひ視聴してみてくださいね!