映画『キャッシュトラック』あらすじやキャストは?視聴した感想・配信サービスも

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2021年に日本で公開された映画『キャッシュトラック』。
主演は『トランスポーター』や『エクスペンダブルズ』などで有名なジェイソン・ステイサムです。

そして本作でステイサムがタッグを組むのは、『スナッチ』や『シャーロック・ホームズ』で知られるガイ・リッチー監督
今回は16年ぶりにステイサム×ガイ・リッチーのゴールデンコンビが復活した『キャッシュトラック』について、基本情報から実際に視聴した感想、視聴できる配信サービスまでご紹介していきます。

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映画『キャッシュトラック』の監督やキャストは?

『キャッシュトラック』の監督・脚本・主なキャスト等は以下の通りです。

公開日2021年10月8日
上映時間119分
監督ガイ・リッチー
脚本ガイ・リッチー
アイヴァン・アトキンソン
マーン・デイヴィス
キャストジェイソン・ステイサム
ホルト・マッキャラニー
ジェフリー・ドノヴァン
ジョシュ・ハートネット
ラズ・アロンソ
ラウル・カスティーロ
デオビア・オパレイ
エディ・マーサン
スコット・イーストウッド
公式サイトhttps://cashtruck-movie.jp/

映画『キャッシュトラック』のあらすじ

LAにある現金輸送専門の武装警備会社フォーティコ・セキュリティ社。日々、百貨店やカジノ、銀行などあらゆる場所から集められた現金を積んだ現金輸送車(キャッシュトラック)を運転するのは、特殊な訓練を受け厳しい試験をくぐり抜けた強者の警備員たち。ヨーロッパの別の警備会社の倒産で職を失くし、フォーティコに雇われた新人パトリック・ヒル(ジェイソン・ステイサム)、通称“H”。同僚の“ブレット”(ホルト・マッキャラニー)の指導のもと、試験をぎりぎりで合格した彼は周りから特に気に留められる存在ではなかった。

しかし、ある日彼の乗ったトラックが強盗に襲われ仲間が人質に取られた時、驚くほど高い戦闘スキルでそれを阻止する。Hによって皆殺しにされた強盗への過剰防衛を疑うFBIも捜査に動くが、フォーティコの社長は仲間と現金を守り切った彼を英雄扱いする。Hはフォーティコでの地位を徐々に確立していくが、その数カ月後、新たな強盗によってHの乗るトラックがまた襲われる。しかし、今回は彼の顔を見た犯人たちがなぜか金も奪わずに逃げ出してしまった。同僚のブレットやデイヴ(ジョシュ・ハートネット)は彼が一体何者なのかを疑い始め、Hの周囲は疑心暗鬼に陥る。そんな中、感謝祭の次の金曜日、全米で最も現金が動く日とも称される“ブラック・フライデー”にフォーティコ社に集められる約1億8,000万ドルの大金を狙った緻密な強奪計画が、静かに進行していた…

引用元:公式サイト

映画『キャッシュトラック』はフランス映画『ブルー・レクイエム』が原案

『ブルー・レクイエム』予告映像

映画『キャッシュトラック』の原案は、2003年に製作されたフランス映画『ブルー・レクイエム』です。

『ブルー・レクイエム』の概要は下記の通りです。

公開日2004年
上映時間95分
監督ニコラ・ブークリエフ
脚本ニコラ・ブークリエフ
キャストアルベール・デュポンテル
アレックス・ドゥマール
ジャン・デュジャルダン
ジャック
フランソワ・ベルレアン
ベルナール
クロード・ペロン
ニコル
ジュリアン・ボワッスリエ
フィリップ・ロダンバッシュ
ジル・ガストン=ドレフュス

ニコラ・ブークリエフ監督の3作目の長編作品に当たり、本作はフランス本国で大ヒットを記録しました。

話の流れは2作品ともほぼ変わりませんが、主人公の設定に下記のような大きな差異があります。

  • 『キャッシュトラック』…周囲も驚くほどの戦闘スキルを持っている
  • 『ブルー・レクイエム』…元銀行員。戦闘にも慣れておらず、銃を持つと落ち着かない様子を見せる

『ブルー・レクイエム』は、息子を想わぬ形で失った父親の押し殺した狂気が生々しく描かれています。

強いからこそ独りでも復讐を淡々と進めていく『キャッシュトラック』。

それに対して、周囲の人との交流で主人公の素顔が垣間見える『ブルー・レクイエム』は、復讐劇でありながら人間ドラマ的な繊細さも持っていると言えるでしょう。

実際に『キャッシュトラック』視聴した感想

『キャッシュトラック』を実際に視聴した感想をまとめました。

『キャッシュトラック』は、下記のような方におすすめです!

  • 少しずつ真実が明かされていく、謎解きのような展開が好きな方
  • 感情移入しすぎずに観られるリベンジ・アクションをお探しの方
  • 映画『メカニック』のジェイソン・ステイサムの役が好きな方

『キャッシュトラック』を観た感想

最初から最後まで終始、重々しさが心地よい作品です。

しかしテーマが復讐劇である割に感情移入しすぎることもなく視聴できるのは、ガイ・リッチー監督の構成手腕と言えるのではないでしょうか。

作品は幾つかの章によって構成され、それぞれにタイトルが付けられています。

劇中で章ごとにタイトルの表示と場面転換が行われるため、淡々と物語が進む中でも退屈せずに、かつ気持ちが重たくなりすぎず楽しむことができました。

ジェイソン・ステイサムが主演なので、相変わらずの無敵っぷりであまりハラハラすることはありませんが、娯楽映画としてはその点、個人的には高評価です。(ステイサムが好きだということもありますが)

ステイサムらしく無駄のないアクションに安定感があり、観ていてとても爽快です。

しかし寡黙で謎の多い、しかも戦闘スキルが飛びぬけて高いという設定は、同じくジェイソン・ステイサム主演の映画『メカニック』(2011)を彷彿とさせます。

無口で影があって、淡々と仕事をこなす姿が渋くてかっこいい!

『メカニック』のジェイソン・ステイサムが好きな方なら、本作もきっと楽しめるのではないでしょうか。

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ガイ・リッチー監督のクライム映画です。

クセのある紳士(ワル)たちによる巧妙な騙し合いが、コメディタッチで描かれています。

怒濤の伏線回収や真実がテンポ良く紐解かれていく展開には爽快感があっておすすめです。

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