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駆け出しのWebライターなら必ずと言って良いほど経験するフィードバック。
さらっと一読し、該当箇所のみを修正して提出していませんか?
この記事では、筆者が実際に記事の編集や校正を行ってきた経験から、レベルアップに繋がるフィードバックの活かし方をご紹介します。
2020年よりWebライターとして活動を始め、2024年に起業。大学時代に日本語検定2級、2024年にSEO検定3級・4級を取得する。現在はWEBメディアの編集者やSEOライターとして活動中。
フィードバックの上手な活かし方
フィードバックを次の執筆へ上手く活かしたいなら、まずは以下の3ステップを意識してみましょう。
以下から詳しく説明していきます。
指摘を受け入れる
「指摘を受け入れる」のは何よりも大切ですが、最初は意外と難しいのではないでしょうか。
それなりの時間をかけて頑張って完成させた渾身の1記事に指摘が入ると、誰でも少なからずショックを受けるものです。
駆け出しの頃は、私もたくさん修正指示や指摘を頂いて落ち込んでいました……。
しかし、フィードバックで指摘された部分は自分の伸びしろと考えて間違いありません。
落ち込んでもOKです!
ただし、自分の仕事が否定されたように感じる必要はありません。
「自分の弱点を教えてもらっただけ」と考えてみましょう。
しっかりと自分の弱点と向き合うことが成長への第一歩へと繋がりますよ。
自分のクセを把握する
いつも同じような内容でフィードバックをもらっているのなら、それはあなたの「文章のクセ」だと考えて良いでしょう。
例えば、私がフィードバックする項目として多いのは以下の3つ。
特に語尾や読点にはライターさんのクセが出やすいところです。
新たに1記事執筆を終えたら、前回フィードバックされた項目を意識しながら全体を読み返してみましょう。
自分で気になったところを修正していくだけでも、文章力はぐっと向上していくはずですよ。
指摘をもとに工夫してみる
指示通りに修正するだけでは、なかなか技術は向上しません。
うまく書けなくても構わないので、フィードバックを意識しながら自分なりに工夫してみてください。
特にわかりやすい文章の流れや見出しの付け方などは、経験を積まなければなかなか身につきません。
指摘を踏まえたうえで、試行錯誤しながらどんどん挑戦していきましょう!
フィードバックを受けた後のNGな対応
フィードバックを受けた際のNGな対応は以下の2つです。
特に「フィードバックを読まない」ということは、コミュニケーション能力に問題があると判断されても仕方がありません。
Webライターとして活動していると、顔の見えないやり取りも多いもの。
最低限のマナーやコミュニケーション能力はスキルとして意識しておかなければなりません。
本ブログでは、他にもライターとして身に付けておきたいスキルについて解説しています。気になる方はのぞいてみて下さいね。
フィードバックを読まない
NGと言われるのは当たり前、と皆さん思いますよね。
しかし実際にフィードバックをさせて頂く立場になってみて、そもそも確認している様子のない人、仮に読んでいても次回執筆分に反映してくれない人って意外と多いことを知りました……。
編集者やディレクターも人間なので、もらったフィードバックを見て何となく相性が悪いと感じることは当然あり得るでしょう。
中にはキツい物言いをする方も確かにいます。(私も泣きそうになった経験があります。)
しかしお仕事として案件を受注している以上、無視するという選択肢は本来あって良いはずがありません。
もらったフィードバックは必ず確認して反映するようにしましょう。
全体を確認せずに再提出する
再提出の前には、必ず全体を一度確認してフィードバックが漏れなく反映できているかを確認しましょう。
私の経験上、語尾や文法の指摘に関しては修正の漏れが多い印象です。
また、特定箇所に修正指示がある場合にやりがちなのが、該当箇所のみ確認・修正して提出してしまうことです。
一見問題無いように思えますが、実は修正した所によっては他にも変更が必要な箇所が出てくる場合があります。
例えば、以下のような修正指示があった場合について見てみましょう。
上記について、付随して考えられる対応は以下の通りです。
口コミの数を追加 | 見出しの統合 | |
---|---|---|
必要な処理 | ・タイトル、見出しに口コミ数が入っている場合は修正 | ・ページ内リンクの修正 ・必要に応じてタイトル、h2を修正 |
修正後に全体を確認すると気づけるのですが、対応が完了したことに安心して見逃しがちな方も多いです。
編集者やディレクターがここまで丁寧に指示をくれる場合は良いのですが、全員がそうとは限りません。
再提出後に再々提出……なんてことにもなり得るので、修正後は必ず記事を確認しておくのがおすすめです。
フィードバックを上手く利用してレベルアップを目指そう!
フィードバックには自分の伸びしろがたくさん詰まっています。
担当者の言い方がキツかったり修正が多かったりすると落ち込んでしまうこともあるかと思いますが、決して悲観的になる必要はありません。
一人でこもって作業することが多いWebライターにとって、第三者からの指摘はとても貴重なもの。
フィードバックを上手に利用して、効率よく・確実に自分の技術力向上に繋げていきましょう!